2016-06-03
スイス、ローザンヌ
テトラパックはRE100に参加し、2030年までに再生可能エネルギーの電力使用を現在の20%から全世界で100%にする取り組みを発表しました。この発表は、昨日米国サンフランシスコで開催された(クリーンエネルギー大臣会合で行われました。
Charles Brand、テトラパック、プロダクトマネージメントおよびコマーシャルオペレーション担当、執行副社長 「RE100への加盟は、気候変動への影響を最小限に抑え、再生可能な資源の利用を増やすというテトラパックの継続的な取り組みを反映したものです。
「私たちは、バリュー・チェーン全体の炭素排出量を2020年まで2010年レベルに抑制するという野心的な目標を設定し、順調に前進しています。 2015年の排出量は、生産量が16%増加したにもかかわらず、2010年の基準値から15%減少しました。
「気候変動に関する目標を設定して以来、私たちはエネルギー消費の削減に最大限の努力を払ってきました。 RE100に参加することで、さまざまな市場における再生可能エネルギーの選択肢について、専門家のガイダンスやピアツーピアの学習を受けることができます。」
Climate Groupの最高経営責任者(CEO)、Mark Kenber氏はフォーラムで次のように述べました。「企業による需要の後押しは、政府の政策支援と同様に重要です。企業、都市、政府による果敢な行動は、市場に強いシグナルを送ります。これによって、地球温暖化による気温上昇を想定よりも速いスピードで2度未満に抑えられるようになります。
「クリーンエネルギー大臣会合は、再生可能エネルギーへの転換を促進するベストプラクティスのモデルとしてRE100にスポットライトを当ています。本日RE100に参加するテトラパックのような影響力のある企業のリーダーシップは、100%自然エネルギーへのビジネスケースがこれまでと同様に強力であることを示しています。」
RE100は、CDPとのパートナーシップのもと、Climate Groupが主導する、再生可能エネルギーへの需要と供給を促進する世界規模の協力的なビジネスイニシアチブです。
テトラパックのRE100への加盟は、気候変動への取り組みに対する同社の取り組みを改めて強調するものです。そしてこれは、COP21でのパリ行動誓約にテトラパックが参加したわずか6カ月後のことです。
Carol Yang、テトラパック +41 21 729 2303