2016 年 4 月 22 日
スイス、ローザンヌ
バイオ素材のプラスチックで作られた初のテトラ・トップ® ボトル型紙容器が JUST® water とともに市場にデビュー
テトラパックは、80% 以上が植物由来の材料で作られたテトラ・トップ® 紙容器 の新しいバージョンが、米国から JUST® water とともに世界にデビューする予定であることを発表しました。
新世代のボトル型紙容器のキャップとトップには、サトウキビ由来の高密度ポリエチレン（HDPE）を使用しています。 紙容器のメインスリーブに使用している FSC™ 認証の板紙と組み合わせることで、再生可能な材料の含有量が 53% から 82% に増加しています。しかもリサイクル可能性に影響はありません。 このユニークなバイオ素材のボトル型容器は、テトラパックの長年にわたる環境イノベーションの成功に新たなマイルストーンを付け加えました。
樹木の木質繊維やサトウキビ由来のバイオ素材プラスチックなど、時間が経てば補充できる天然資源と定義される再生可能な資源の使用は、資源の枯渇を防ぎ、気候変動を緩和するために大きな役割を果たします。
「私たちが JUST を立ち上げたのは、日用品による環境への影響を継続して低減しながら、事業を展開するコミュニティにプラスの影響を与えるような方法で事業を発展させなければならないという信念に基づいています。」と述べるのは、JUST の CEO、Grace Jeon 氏です。 「様々なタイプのプラスチック製のウォーターボトルと比較し、このボトルのイノベーションは製品のカーボンフットプリントを大幅に削減し、それは当社の企業精神と合致します。」
テトラパックの製品管理およびコマーシャルオペレーション担当執行副社長、Charles Brand は次のように述べています。「再生加工な素材で作られた紙容器は環境に良いだけでなく、お客様に対し他社との差別化を図ることができます。」 「消費者が JUST waterを選んだのは、評価したそのブランドの価値を飲み物に透過し、飲む行為全体を昇華させたかったからにほかなりません。 利便性や機能性を犠牲にすることなく、このような注目に値する容器を開発できたことをうれしく思います。」
詳細情報に関するメディア向けお問い合わせ先
Carol Yang、テトラパック、+41 21 729 2303
