2017-06-29
スイス、ローザンヌ
テトラパックは本日、次世代型ハイシェア・インラインミキサーを発表しました。比類ない原料混合性能と運転コストの低減を実現できます。
R370-1000Dは、よりきめ細かく安定したエマルジョンを製造する画期的な新設計を備えているため、下流の行程での均質化の必要性を削減し、より高品質の最終製品の提供とエネルギーコストの削減を実現できます。
テトラパックの食品加工処理システム担当執行副社長の Monica Gimre氏は次のように述べています。 「この画期的な新しいデザインは、お客様のニーズに応えるために開発しました。 現状を完全に打破する斬新なミキサーにより、生産工程の合理化、投資必要性の削減、コスト削減を実現し、業界に新しいスタンダードをもたらします。
この革新的な新型ミキサーでは、内蔵型脱気システム、フレキシブルな粉体導入システム、そして新設計のミキシングヘッドを独自の構造で統合しています。 再循環ミキサーとしては最高粘度の 2,000 cPまで対応でき、液滴の大きさも業界平均の 7 ミクロンよりはるかに小さい 1 ミクロン(0.001mm)まで小さくすることができます。
よりきめ細かく、より安定したエマルジョンを生産することで、食品加工において非常にエネルギーを集約する工程である、下流での均質化処理の必要性を減らすことができます。 つまり、ある種のアイスクリームの製造において、均質化の工程を完全に省くことが可能なため、工程全体のエネルギー消費を最大で 50% 削減することができます。
この新しいミキサーは、乳児用調製粉乳の最高濃度である乾物 65% までの原料を扱うことができます。 そのため、食品加工におけるもうひとつの高価な工程である、蒸発濃縮の必要性が削減されるため、コストを最大 90% 削減できます。
この混合機は 1 時間当たり最大 30,000 リットルの生産能力があり、液体乳飲料、アイスクリーム、惣菜の生産に加え、食品製造におけるほとんどのプレミックスのニーズにも対応できます。
テトラパックは、テトラパック ハイシェアミキサー R370-1000D に関して多数の特許を取得しており、現在特許出願中のものあります。
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