テトラパックがホモゲナイザーの製品ラインナップを拡大し、エネルギー消費量を最大 25% 削減するとともに投資とメンテナンスのコストも削減

  • エネルギー消費量の最大 25% 削減を実現

  • 新しい 2-in-1 プロセスにより、機械の設置面積が縮小し、運用効率が向上

  • シンプルな設置とプラグアンドプレイ方式のセットアップ

    スイス、ローザンヌ、2025 年 1 月 28 日 - テトラパックは本日、テトラパック® ホモゲナイザー 15C およびテトラパック® ホモゲナイザー 20C で同社のホモゲナイザーの製品ラインナップを拡大し、性能に妥協することなく、シンプルさと柔軟性を求めるメーカーの皆様に合理的かつ効率的なソリューションを提供することを発表しました。

    従来の均質化では、一般的に「1 段目」と「2 段目」と呼ばれる 2 つの装置が必要になることがよくあります。しかし、テトラパックの専門家は、この 2 つの装置を革新的な HD21 均質化装置に統合することで再構築を行い、必要な均質化プロセスと圧力調整を同一のコンパクトな装置内において 1 回の圧力調整で実施できるようにしました。HD21 均質化装置は、従来の均質化装置を使用したホモゲナイザーと比較して、最大 25% のエネルギー削減を実現します1

    Fiona Liebehenz、テトラパック プラントソリューションおよびチャネル管理、キーコンポーネント担当副社長は次のように述べています。「均質化は、多くの食品および飲料の製造工程で非常に重要です。しかし、すべての製品や工場が複雑な機械を必要とするわけではありません。そこでテトラパックは、お客様の幅広いニーズに応えるために、現在の最先端ソリューションを簡素化することに挑戦しました。均質化の 1 段目と 2 段目を 1 つの装置に統合することで、部品点数の少ない柔軟な機械を作製し、初期投資と長期的なメンテナンスコストの両方を低減しました。どちらもお客様にとって重要な要素です。

    「テトラパックでは、あらゆる地域のあらゆる規模の企業と提携し、お客様とともに成長できる価値ある拡張可能なソリューションを提供しています。当社のホモゲナイザー製品ラインナップの拡大は、コストパフォーマンスに優れた効率性と既存の食品および飲料事業へのシームレスな統合を実現するために、当社がすべての段階においてお客様のために革新を続けていることを示す一例にすぎません。

    従来のホモゲナイザーに 6 つのコンポーネントがあったのに対して、テトラパック® ホモゲナイザー 15C およびテトラパック® ホモゲナイザー 20C で利用できる 2-in-1 ソリューションのコンポーネントは 2 つだけです。これにより、複雑さが軽減されるだけでなく、メーカーの初期費用と継続的なメンテナンスの必要性が低減されます。さらに、テトラパックは、均質化の実行時にバルブなどの部品が非対称に摩耗するという課題に対処しました。従来はコンポーネントの不均等な摩耗のために交換が必要でしたが、新しいホモゲナイザーでは、オペレーターがシンプルに回転できる左右対称の摩耗部品が提供されているので、部品の寿命が倍に延び、装置の全体的なメンテナンスコストが低減します。テトラパックのスペアパーツとメンテナンスプログラムにアクセスすることで、さらなるサポートが受けられ、すべての装置が長寿命化し、メーカーの総所有コストをさらに低減します。

    この魅力的で費用対効果の高いユニットは、ホモゲナイザー内にすべての重要な部品が収納されるコンパクトな設計と簡単なクランプ接続により、既存のラインへの統合と運用を容易に行うことができます。また、革新的な技術により、装置内の隙間が狭くなっているため、従来のホモゲナイザーよりも低い圧力で目的の均質化を実現できます。これによりエネルギー消費量が削減でき、長期的なコスト低減と効率的なラインパフォーマンスを実現します。

    これらの新機種は、テトラパックが世界中の市場で販売している市場をリードするホモゲナイザーの製品群に加わります。詳細については次をご覧ください。均質化 | テトラパックグローバル

    報道関係者向けお問い合せ先
    Henry Stout
    テトラパック
    Henry.stout@tetrapak.com

    1ベースとなる製造シナリオ:「低温殺菌牛乳、NIZO 66%、品質保持期限 14 日、毎時 2000 リットル、市販の代替となる均質化装置との比較。」

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