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テトラパックが Lactogal 社と共同で発売した、紙ベースのバリアを使用した無菌紙容器が、持続可能な容器包装における画期的なイノベーションとして高い評価を受けました。
スイス、ローザンヌ、2024 年 12 月 13 日- テトラパックは、サステナブル・パッケージング・ニュース・アワード 2024 (Sustainable Packaging News Awards 2024)において、紙ベースのバリア素材のイノベーションが高く評価され、「資源効率」賞を受賞しました。同アワードは、過去 1 年間に持続可能な容器包装について行われた最も革新的な進歩を評価するものです。
紙容器業界では世界初となるこの紙ベースのバリアは、植物由来ポリマーと組み合わせることで、最高水準の食品の安全性と性能を維持しながら、無菌食品用容器包装のカーボンフットプリントを最大で 3 分の 1 削減します。この炭素削減の達成状況は Carbon Trust により検証されています。1
アルミ箔層は酸素と光から食品を保護する優れた素材ですが、世界の食品システムが低炭素の再生可能な原材料を求める中、包装業界はアルミ箔層の代替となるものを模索しています。この層を紙ベースのバリアに置き換えた結果、テトラパックの紙容器の板紙は、紙の含有率が平均 70% から約 80% に上昇し、紙容器のカーボンフットプリント削減の一助となりました。
紙ベースのバリアと植物由来ポリマーを組み合わせることで、無菌紙容器に含まれる再生可能材料の割合が最大 90% まで向上します。
テトラパック包材・営業 & 流通ソリューション担当副社長、Marco Marchetti は、次のようにコメントしています。「紙ベースのバリア材料という当社のイノベーションに対して、サステナブル・パッケージング・ニュースからこの賞をいただけたことを光栄に思います。この賞は、食品の安全性を守りながら、再生可能性、リサイクル可能性、二酸化炭素削減を達成するために紙の力を活用することで、お客様主導のイノベーションに取り組むという当社のコミットメントを浮き彫りにするものです。
「テトラパックは、低炭素の未来に向けて食品システムを変革する旅において、お客様、サプライヤー、パートナーの皆様と協力できることを誇りに思います。共に手を携えて、食品と地球の両方を守る持続可能な包装の新時代への道を切り開いてまいります。」
サステナブル・パッケージング・アワード 2024 の詳細と受賞者一覧について、詳しくはこちら。
紙ベースのバリアと、この新しい素材のイノベーションを採用したテトラ・ブリック®アセプティック容器 200 ml スリムリーフ紙容器の発売にあたっての Lactogal 社とのコラボレーションについては、こちらをご覧ください。
報道関係者向け連絡先
Ellie Carsley
テトラパックの Brands2Life
+44 207 592 1200
tetrapakcorporate@brands2life.com
1出典:Carbon Trust 認証のテトラパック「紙容器 CO2 計算ツール」モデルバージョン 9(2023 年 1 月 1 日から有効)。スコープ:コーティングに植物由来ポリマーを使用し、紙ベースの包装材料を使用したテトラ・ブリック® アセプティック容器 200 ml スリム リーフ紙容器と、標準のテトラ・ブリック® アセプティック容器 200 ml スリムリーフ紙容器をライフサイクルにわたって比較測定。地域:EU 産業データ。