実績のあるプロセッシングの専門知識

お客様の製品、テトラパックの世界トップレベルの技術

柔軟性の向上、コストの削減、環境負荷の低減を達成する世界をリードするテトラパックの技術、そして45年以上にわたって世界中のあらゆる種類のヨーグルト製品に取り組んできたテトラパックの経験をご活用ください。

トータルシステムソリューション、およびテトラパックの実績のあるプロセッシングの専門知識のサポート

アンビエントドリンクヨーグルトのあらゆる段階における課題に取り組んでいます

低粘度または高粘度

現在、お客様独自のレシピや製造プロセスにより、多様なアンビエントヨーグルト製品が商業生産されています。アンビエントヨーグルト製品は一般的に、低粘度製品と高粘度製品に分類できます。それらは異なった方法で製造されるため、加工処理でも異なった課題があります。

常温保存

常に、アンビエントヨーグルトと従来のヨーグルトの製造には大きな違いがあります。ヨーグルトは発酵後、熱処理で細菌を不活性化します。そのためにヨーグルトは常温流通、常温保存することができます。

長い保存期間の保証

アンビエントヨーグルト製品の場合、レシピと加工処理によっては最大9か月という長い期間保存ができます。保存期間の定義は様々ありますが、通常、低粘度製品は高粘度製品よりも長く保存できます。一般的に、保存期間は物理的不安定性（ホエイの分離）と風味や色の変化により制約されます。

テトラパックの実績のある食品加工処理ソリューションによるアンビエントドリンクヨーグルトの課題の克服

アセプティックデュアルライン - ダブルストリーム
（果肉片など具材入り）

テトラパックは、各製造状況に応じて熱処理を最適化するために優れたソリューションを提供します。数十年にわたる熱伝達モデルの経験、および具材の性質に関する広範な研究を利用して、テトラパック固有のPartCalcツールが開発されました。このツールにより、熱交換器の必要な加熱面積を正確に予測し、液体の過熱を最小限に抑え、同時に最高レベルの食品の安全を保証することが可能になります。

熱処理のデュアルラインはヨーグルトと具材のスラリーに最適な熱処理を施します。

具材を入れる場合は、高粘度ヨーグルトへの添加が推奨されます。
高品質製品を製造するための低せん断ヨーグルトラインの設計が可能になります。
具材のサイズと種類において、柔軟性を実現できます。

お客様の要求を満たす、正確で安定した品質 – 具材の完全性と均等な分散性

具材の完全性の確保：具材は、適切な熱処理でおいしそうな食感とともに、色、風味、完全な状態を維持します。
食品の安全性の確保：具材のサイズ、形状、種類に基づき設定できる時間/温度プロファイル（例：95℃/8分）。
具材の密度および「搬送する液体」（ヨーグルト対シロップ）が熱伝導量および熱負荷制限を決定します。
均一な混合は、安定した製品品質を実現します。

1テトラパック^®ハイシェアーミキサー
正しいレシピ情報に基づく適切な食感と安定性の実現

2テトラパック^® 混合タンク
高製品品質を実現する効率的で柔軟な粉末の混合

3テトラパック^® ヨーグルトミルクパスチャライザー
低ランニングコストで高製品品質を実現、最適化された脱気、均質化および正確な温度コントロール

4テトラパック^® インラインイノキュレーションユニット
スタータ種菌の追加に便利なソリューション、衛生性の管理

5テトラパック® 発酵タンク
高品質の発酵と食感を実現する世界水準のエンジニアリングと最適なタンク設計

6テトラパック^® クーラー
粘度の低下を最小限に抑制するクラス最高の冷却システム

7テトラパック^® 間接UHT
最適な熱処理の実現 - 粘性の保護または最高の柔軟性

8テトラパック^® アセプティックバッファータンクHH & VC
高粘度または低粘度製品向けの穏やかで安全なアセプティック用のバッファータンク

9テトラ^® アルセーフ
具材を含むヨーグルトの均一な混合の実現

10テトラパック^® TT/3 AD
より少ないカーボンフットプリントで、10x10x10mmまでの具材を充填できる保証された性能

ライン構成は、商業生産により検証されます。ラインの設計は、粘度に対する機械的処理の影響を考慮する必要があります。安定した性能データを得るには、製品調査が必要になります。保存期間の推定は、レシピや流通状況などにより決定されます。

アセプティックシングルライン - シングルストリーム

単一の熱処理ラインは、具材とヨーグルトが1つのプロセスラインで一緒に熱処理できることを意味します。

具材の熱浸透を確実にするためにヨーグルトと具材が一緒に熱処理されるシングル熱処理。

このソリューションは、急速加熱された具材を含む低粘度のヨーグルトに適しています。
必要な熱処理は、具材により決定されます。このコンセプトは、主として急速加熱された具材を含む低粘度ヨーグルト（高粘度ヨーグルトほど過熱に敏感でない）のために考慮する必要があります（ヨーグルトベースへの最小限の熱負荷）。

滅菌された具材が殺菌前のヨーグルトに追加される熱処理のシングルライン。

具材の中心は熱処理済みです。温度プログラムは、ヨーグルトの必要条件を満たすように設計されています。このソリューションは、無菌状態で処理された具材のスラリーがアセプティックタンクに供給された場合や、ドージングコネクションの高い衛生状態を確保できる場合に適しています。
この製造コンセプトでは、滅菌されたフルーツ調整品は、熱処理の前にヨーグルトベースに添加されます。この具材はすでに十分に熱処理されているため、低温による殺菌は代表的な再汚染微生物（イーストやカビ）を不活性化するために使用されます。ラインおよび具材を添加するエリアは、衛生性が保証できていなければなりません。