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持続可能な包材という点において、紙容器より優れた選択肢はそう多くありません。化石由来の材料は、採掘すると二酸化炭素を新たに大気中に放出しますが、植物由来の素材はそれを結合することが可能です。その理由は、これらの素材は常に再生する性質を持っているからです。主に紙繊維でできている紙容器は、我々が必要とする循環性の重要な一端を担っています。紙容器や他の紙製品の回収率が高ければ高いほど、より多くの繊維を大規模な循環型リサイクルモデルに投入することができるようになります。これこそ、真に環境のためになることだと言えるでしょう。使った紙容器は、必ずリサイクルするようにしてください。
循環型経済を築くにあたっては、使用済み製品に新たな生命を吹き込むことが欠かせません。リサイクルされた繊維は重要な原料の供給源であり、品質を落とすことなくライフサイクルを長期化することは、私たちの気候にとって大きな価値をもたらします。
テトラパックの包装はすべて、FSC 認証を受けた森林(FSC は森林管理協議会®の略称)およびその他の管理された供給源に由来するものです。これらの製品はリサイクルが可能です。使用済み紙容器の最も好ましいリサイクル方法は、抄紙機に通して水を加え、繊維を分離させるやり方です。これらの繊維は紙パルプとなり、使用済みの紙パックを紙シートやシリアルの箱、引っ越し用の箱、ピザトレーなどの新しい製品に変える役割を果たします。バージン木質繊維は長くて丈夫な繊維ですが、再生されるたびに短く弱くなっていきます。このため、古い繊維と新しい繊維とを混ぜてリサイクルが行われます。本当の意味での循環性。
1637 年に Norrköping で設立された Fiskeby 社は、ヨーロッパで最初の製紙メーカーの一つです。現在、同社の板紙工場は、北欧で唯一100%再生繊維から新しい紙ベースの製品を製造しているだけでなく、使用済みの食品・飲料用紙容器を受け入れて直接リサイクルしている唯一の工場となっています。使用済みの容器は北欧全土から集まります。Fiskeby とテトラパックは、持続可能な開発に貢献し、特にリーダーとしての役割を果たしたいと考えています。両社のパートナーシップによって、本当に実りあるプロジェクトが生まれました。食品・飲料用紙容器の回収とリサイクルがもたらす利益と恩恵を若い世代に教える「Kartongmatchen」などがその例です。ここ何年かで、スウェーデンやフィンランドにある 300 000 校以上の中学校や幼稚園がプロジェクトに参加しています。2022 年には、デンマークで初めてコンテストが開催される予定です。
Fiskeby ならびに同社の運営について詳しくはこちら: https://www.fiskeby.com/sustainability/recovered-fibre/?lang=en