このコラボレーションは、紙容器をリサイクルしパルプ化する専用ラインの設置からスタートしました。現在、カートンの投入拡大と、年間 24,000 トンを処理するカートン処理能力のさらなる強化に重点が置かれています。このプロセスで抽出されたリサイクル材は、段ボール箱のライナー紙を製造する重要な材料となり、包材のクローズドループのアプローチが推進されます。
Bio Pappel 社との提携は、メキシコでの紙容器リサイクルの変革に貢献しています。紙容器のリサイクル専用のパルプラインを設置することで、このイニシアチブは重要な一歩を踏み出しました。
結果
2023 年現在、協力関係はポリアルリサイクル業者の IMERSSA 社にまで拡大しました。この拡張には、ポリアル1の圧縮およびハンドリングシステムの設置が含まれ、ハンドリングと輸送作業が改善されます。プロセッシング後、ポリアル材は Bio Pappel 社の製紙工場から IMERSSA の施設に出荷されます。
さらに、テトラパックは、2024 年半ばに稼働するポリアル洗浄およびペレット化ライン設置にも投資しています。目的は、使用済みの飲料カートンのリサイクルトンが増加するにつれて、同じく増加するポリアルを追加で送ることです。このラインはリサイクルのラインを使用して処理されたポリアルを送る目的で、テトラパックの Bio Pappel 社とのコミットメントの一環として IMERSSA に設置されています。
1紙容器の繊維以外の成分はポリアルとして知られ、アセプティック紙容器内の食品内容物を保護するために、酸素と湿気に対するバリアとして使用されるポリオレフィンとアルミニウムの層がこれに相当します。
テトラパックは今後も継続してメキシコでの紙容器のリサイクル拡大に取り組んでいく予定です。Bio Pappel 社などの企業との協力により、年間リサイクル量は現在 54,000 トンを超えています。この使用済み飲料紙容器のリサイクルの増加は、新しい段ボール箱を作るための紙容器回収の支援、ポリアルリサイクルの容量増加への投資など、いくつかのイニシアチブを始めとする行動計画の結果です。2024 年以降は、大規模な製紙工場と協力して、設置されたリサイクル能力を拡大し、回収範囲を拡大する取り組みも計画されています。