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Peter がテトラ・リカルト® 食品開発センターの料理長に任命されたのは、子供の頃から食べ物に興味があったからかもしれません。 ここでは、Peter がこれまでの経験について語り、自身が持つ食品への情熱が、どのようにお客様のビジネスのためにのエキサイティングな新製品を生むかをお話しします。
13 歳になる頃には料理人になることを決めていましたが、食への関心はそのずっと前から非常に強かったです。 小さい頃、私は父と一緒に食品を買いに出かけました。 父が私に何か買ってあげるよと言ったときは、他の子供たちが欲しがるスナック菓子や甘いお菓子ではなく、甘酸っぱいニシンの瓶詰めを欲しがったものでした。 この頃からすでにその兆候があったと思います。
私は高校卒業後、料理人になるための勉強をし、海軍の料理人として兵役に就いていました。 その後、約 10 年間のレストラン勤務を経て、 2003 年に食品製造の世界に飛び込みました。最初は商用テスト調理室のキッチンアドバイザーでした。次に大企業の製品開発者として勤務し、現在はテトラ・リカルトの製品開発シェフとして働いています。
これまでの経験からわかったことが、いくつかあります。 たとえば、私はあらゆる食品( 乾物、冷凍品、生もの、缶入りなど)について知識があります。しかし、他の事柄と同じように、食品にも流行があるので、最新の知識を得ておくことが重要です。 そのために、時間があるときに様々なレストランでゲストシェフとして働いています。
私の業務は、その日によって実に様々です。 たとえば、中国のお客様が既存の缶詰をテトラ・リカルトの紙容器に替えたいと思っているとしましょう。 私は材料を注文し、レシピに沿って調理し、評価のためにサンプルを送ります。 日によっては、お客様の来社に備えて試作品を用意することもあります。お客様がスウェーデンに来られる場合は通常、お客様の既存レシピがテトラパックの容器包装システムによってどのような状態になるか知りたいと思っています。 この疑問に答えるために、一緒にいくつかのサンプルを作ります。 興味を示される場合は、お客様の基本レシピからいくつかの派生製品も開発します。
いずれも話し合いから始めます。 私が最初にすることは、お客様を安心させることです。 一般的に、人々は気持ちが落ち着くと、新しいアイディアを試したくなります。 ときどき、来社されるお客様グループを仕事開始の前日に招いて昼食を作ることもあります。 これが話し合いの雰囲気作りに役立ちます。食事は人と人との距離を縮めますから。
あるお客様がベジタリアンシチューを作りたいと言ったことがあります。そのとき私は、インドネシアのルンダンを取り入れ、100% ビーガンにすることを提案しました。これはお客様にとって大きな一歩でしたが、この提案が形になったのは、私を信頼してくださったからだと思っています。
食への情熱を持ってテトラ・リカルトに勤務していることを誇りに思います。トータルソリューションプロバイダーとして、テトラパックは食品加工処理から容器包装サービスまですべてを提供していますが、そのすべての源には食品と調理があります。そこにはたくさんの喜びがあり・・・それがあるべき姿なのです。