お客様の食品のアイディアを実現
テトラ・リカルト®容器でお客様のイノベーションを加速
味と食感の新しい組み合わせを試してみませんか？テトラ・リカルト® 食品開発センターにご参加ください。製造工場のストレスから離れて、世界各地の経験豊かなテトラパックのシェフや食品開発者、食品加工・充填包装・食品技術者たちとクリエイティブな仕事ができます。シェフやエキスパートたちは、様々な提案を示し、お客様のレシピを違った角度から微調整し、製造で直面する問題を解決できるため、お客様はテトラ・リカルトの紙容器システムで望む結果を得ることができます。
有名なメーカーでもスタートアップ企業でも、テトラパックがサポート
食品製造のどの段階でも、テトラパックの FDC なら支援できます。すでにテトラ・リカルト製品を製造していますか？ お客様は FDC にアクセスして、新製品のアイデアを試したり、製品ラインの活性化や拡張のアイデアを得ることができます。たとえば、テトラパックは、ある大手食品メーカーが自社のポートフォリオを果物や野菜から、ほぼ調理済み食品と言える複雑な製品に展開するのを支援しました。メーカーと協力していくつかの新しいレシピを開発し、その中の 3 つが新製品として発売されました。
お客様が新たに食品事業を立ち上げる場合や缶詰食品事業に新たに参入する場合なら、テトラパックが、テトラ・リカルトの新しい紙容器ラインにあわせ最初のレシピを新規作成したり改善するために支援できます。液体製品から調理済み食品への拡大を検討しているあるスウェーデンの新しいベビーフードメーカーは、材料の選択と全体的な品質の向上に関するアドバイスとともに、テトラ・リカルト用に既存のレシピを適応させるためにテトラパックに支援を求めました。このメーカーは非常に成功しました。
切り替えが複雑である必要はない
ブリキ缶、ガラス瓶、プラスチックパウチからテトラ・リカルトへの切り替えは、ますます一般的になりつつありますが、それには十分な理由があります。最先端の紙容器として、ブランドや製品を差別化できます。平らな前面により棚に並んだ状態で視覚的に大変効果があります。また、テトラ・リカルト容器は、缶、瓶、パウチと比較してカーボンフットプリント1がはるかに低く、物流（梱包、輸送、保管の点で）において好都合です。
テトラパックの FDC では、お客様が製造する製品に応じたレシピの配合、充填、シールに関する専門知識でもサポートできます。テトラパックは、テトラ・リカルトに切り替える簡単な方法や考慮する必要があることなどについてアドバイスすることができます。「使用する予定の熱処理プロセスに応じて、澱粉の種類の変更や pH の若干の変更が必要になるかもしれません。」と述べるのは食品開発センターの責任者を務める Kristin Borggren です。「テトラパックは、お客様の製造に最適なソリューションを見つけます。」
新しい味と形状
試食会でインスピレーションやイノベーションを探求しましょう。センターでは、テトラパックが他のお客様と一緒に開発した市販製品やお客様のために開発した市販製品の一部を試食したり、テトラパックの実験用厨房で開発された味や形状のアイデアをテストできます。テトラパックの熟練した製品開発シェフは、食品開発、レストランでの勤務、食品技術など多彩な職歴があり、技術者であると同時に情熱的な食通でもあります。
また、彼らは、食への深い関心を持ち、世界的なトレンド、製品開発、それぞれの味の特徴などの幅広い知識を持ち、食材や仕事としての料理に対し敬意を払っています。消費者は常に品質や新しさを求めています。そうした消費者の要望に応えることができるように、テトラパックではこうした取り組みを通して世界中のシェフや料理からインスピレーションを得ています。
味と食感のローカライズ
共通の課題は、様々な地域やターゲットグループに応じたレシピの微調整です。「味の特徴や好みは世界共通ではありません。」と Borggren は説明します。「地元市場向けにしか生産していないメーカーであれば、他の地域で求められているものがわからないかもしれません。」 ケチャップのような非常に標準化された製品でさえ、市場によって少しずつ味が変えてあるのだと Borggren は言います。そのため、カレーやその他の独特な風味に関しては、アジアで好まれるものが北米では見向きもされないことがあります。
しかし、地域の好みに応じて製品の味を調製するには、技術的な特別の課題よりも、幅広い知識と専門知識が必要になります。「テトラパックには豊富な経験があります。それぞれの地域の味の特徴やどうすれば成功するかを知っています。お客様をガイドしてお客様のレシピの微調整を支援することができます。」と、Borggren は付け加えました。「さらに、テトラパックは、マーケティングやトレンド分析でアドバイスできます。お客様を支援するテトラパックのチームがいます。」
プレミアム感のあるアピールでより高い収益性
メーカーにとって収益性が伴わなければ、イノベーションも消費者へのアピールも実際には意味がありません。お客様は常に、可用性、コスト、品質のバランスをとる必要があります。テトラパックの食品用途の分野におけるノウハウは、食材の最大限の活用や製品の強化によるプレミアム感の演出などでお客様を支援します。「私たちは、いわゆる『製品の精緻化』と呼ばれる作業をたくさん経験しています。どのようなものかというと、利益の薄い基本的な製品を、すぐに使える製品などのより利益率の高い製品に転換することです。」と Borggren は述べています。「お客様がすでに野菜ミックス製品を製造している場合は、ラタトゥイユを製造することができます。」
また彼女は、様々な種類の材料について話し合うことも重要だと付け加えました。何ができるでしょうか、季節限定のどのような製品がありますか、またオフシーズンに購入できるものがありますか？ 「それは、製品の『品質』に対する認識と、それをどのように強化できるかによって決まります。そして、お客様の厨房のセットアップ、すなわち、それを最適な方法で使用してより良い品質を生み出すことができるかを考慮する必要があります。」
お客様の工場でテトラ・リカルト容器を試してみましょう
従来の製品の製造ラインを中断せずにリカルトを試験的に製造する場合や、お持ちの食材をセンターへ持ち込んで試験できない場合は、モバイルテストユニットを利用できます。これは基本的に、通常のプラントとは別に稼働するパイロット充填包装ラインです。テトラパックは、開始するために必要な設備と知識すべてを提供します。このユニットの操作を習得したら、独立して作業を継続できます。
脚注
1 食品用容器包装の LCA（ライフサイクルアセスメント）2014 ～ 2021年によると、保存期間中のテトラ・リカルト容器の炭素排出は、スチール缶やガラス瓶と比較して 81% も低くなります。さらに詳しくは以下を参照してください。食品用容器の LCA（ライフサイクルアセスメント）の例
