ムンバイで開始されたこのプロジェクトは、環境問題について消費者を教育し、使用済み飲料用紙容器のリサイクル促進を目的としています。
Go Green with テトラパックは 13 年以上にわたり、ムンバイとプネーの消費者に向けて、リサイクルの利点と使用済みの飲料用紙容器の責任ある処分方法に関する啓発活動を行ってきました。テトラパック インドと NGO RUR Greenlife は、教育を通じて削減、再利用を一般市民に促進しています。ムンバイ全土には 240 以上のリサイクルポイントがあり(うち 60 以上は Sahakari Bhandar スーパーマーケットに設置)、使用済みのテトラパック紙容器を投棄できる便利で実用的なソリューションを提供しています。これらのリサイクルポイントは中央リサイクルハブとしても機能しています。コミュニティセンター、企業、その他の組織が使用済み紙容器を直接持ち込むことができるため、回収プロセスのカーボンフットプリントの削減に貢献します。
回収後、紙容器は地域のリサイクル業者である Deluxe Recycling へ送られます。そこで複合シートに変えられ、リサイクルを実施する同コミュニティ向けに様々な製品の生産に利用されます。これには Bin Se Bench Tak(ビンからベンチまで)といったキャンペーンが含まれ、紙容器は庭のベンチにリサイクルされ、コミュニティ内の公共スペースに設置されます。もう 1 つの人気キャンペーンとして、Cartons to Classroom(紙容器から教室へ)があります。リサイクルされた飲料用紙容器をノートや学校の机などに変えて、恵まれない子供たちが通う学校に提供します。回収ポイントのリサイクル箱も、使用済み紙容器から製造されます。
Go Green with テトラパックの 13 年間の活動を通して、ムンバイ全土の 240 以上のポイントで 1,100 万以上の紙容器が回収されました。このプログラムは、700 以上の学校の机と、リサイクルされた紙容器から作られた 120,000 以上の他のアイテムを恵まれない学校に寄付しました。
プログラムの教育活動には、ワークショップや活動キャンペーンなどが含まれます。紙容器のリサイクルだけでなく、堆肥化や電子廃棄物やその他の乾燥廃棄物のリサイクルなどのイニシアチブを奨励しています。全体として、このプログラムは、学校、社会、企業の約 1,000 万人の人々、および個人の消費者に影響を与え、環境に配慮したリサイクル方法を選択するよう奨励しています。
このプログラムの魅力は、回収活動が短期的な動機からではなく、ムンバイの人々による長期的かつ積極的な取り組みによるものだという点です。この取り組みの価値を理解し、恩送りをしたいと心から願っている市民がいるのです。Go Green with テトラパックプログラムでは、継続的な環境教育とリサイクル施設を通して個人と集団レベルで行動を起こすよう人々を鼓舞することで、環境を助け、地域社会に還元しています。プログラムがこれを達成する方法の 1 つは、より良い未来に向けた持続的な貢献に対して個人や組織を奨励する、コミュニティ主導の精神を醸成することです。