2014-07-15
テトラパックUHT牛乳品質ハンドブック
生乳の品質がUHT乳製品に与える影響
この小冊子の対象者
この小冊子は乳製品管理を目的とし、UHT乳製品の品質改善と工場の操業の最適化およびコスト削減に取り組む品質管理担当者を対象としています。農場から売り場まで、UHT乳製品の管理に関する実践的な情報とガイダンスが紹介されています。
牛乳の品質が重要である理由
原料となる生乳の品質は、工場から出荷するUHT乳製品の品質に影響するだけではありません。品質保持期限にも影響します。
さらに、牛乳の品質は工場の食品加工処理システムにおいて、特に熱交換器の効率とコスト効率にも影響します。牛乳の品質が低いと熱交換器が詰まることがあります。その場合、加工処理の中断や余分な洗浄が必要になるので、それぞれの対応に伴うコストも発生します。
牛乳の品質を正しく把握できれば、消費者による評価を管理することがでるので、ビジネスの保護と強化にもつながります。
乳製品の製造プロセスを改善する方法
まずは、自社の牛乳供給に関して脆弱な部分を把握します。原料となる生乳の品質が均一でない場合は問題が生じる可能性があります。工場に届けられる生乳に関する情報が十分に把握されていることを確認してください。このハンドブックには、品質向上の余地のある領域が示されています。
次に、主なポイントで測定を行い、品質を監視します。複雑な機器を使わずに実行できる簡単な測定方法は多数あります。もちろん、より高度なラボ設備を利用できるのであれば、さらに詳細な試験が可能になります。
テトラパックの専門家への問い合わせ
詳しくは、テトラパックの専門家（FCDairy.ProcessingSolutions@tetrapak.com）までお問い合わせください。
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