2014-07-07南アフリカ
マリネされた成功
テトラパック®ハイシェアーミキサーを使って混合したソースとマリネード
南アフリカの料理は、多彩な文化を源としているためレインボー料理と呼ばれることがあります。アフリカ、オランダ、イギリス、アフリカーンス、ケープマレー、ポルトガル、モザンビーク、そしてインドの食文化が混ざり合って、今日の南アフリカ人が楽しむ多彩な味覚を形成しています。
南アフリカの人たちの料理では、So Good Foodsのマリネードとソースがよく使われます。
Bidfood Technologies傘下のCrown Nationalは、南アフリカでスパイスや他の食品を提供する大手メーカーです。同社独自のソースやマリネードの商品ラインナップには、マイスタークラブ、グランマズ、およびカスタムブレンドがあります。2011年、Crown Nationalは、以前は共同生産者にアウトソーシングしていたソースとマリネードの商品ラインナップを独自に生産することにしました。「自らの将来をコントロールして独立した生産者になる道を選びました」と、So Good FoodsおよびBidfood TechnologiesのゼネラルマネージャーのEnrico Nardelli氏は言います。そして2012年に、新会社としてSo Good Foodsが設立されました。
ソースやマリネードを作る場合、多くの材料を混ぜ合わせることは、完璧な最終製品にするのに重要な生産工程となります。So Good Foodsは、既存の製品をすべて再現して大規模に生産するために最初からテトラパック®ハイシェアミキサーに投資しました。
テストミキサーはテトラパック® ハイシェアーミキサーのすべての機能を提供しており、生産サイズのシステムに直接拡大することもできます。「テストミキサーは非常に魅力的で、当社に必要なソリューションでした。加熱、調理、冷却とすべてを兼ね備えたソリューションだったからです」とNardelli氏は言います。「主な課題は製品の風味、見た目、粘度、そして全体的な外観を完全に一致させることでした」
So Good Foodsの4つの製品はスウェーデンのルンドにあるテトラパックのプロダクトデベロップメント・センターでテストされました。「当社の研究開発マネージャーと化学担当エンジニアが1週間かけてすべてのテストステージを確認しました。その結果で自信が得られたので進めることにしました」とNardelli氏は言います。
それから1年以内に同社は南アフリカのケープタウンの郊外にあるモンタギューガーデンズに新しいソース工場を建設しました。そして生産開始の3か月後には、すべての製品の生産、充填、パッケージングがSo Good Foodsで正常に行われていました。その後、程なくして新たな製品も導入され、今では毎月300トンのソースとマリネードが生産されています。「過去2年間で機械の生産量は2倍になりました」とNardellis氏は言います。
So Good Foodsでは多種多様な製品を扱っていますが、1台のテトラパック® ハイシェアーミキサーで同社のすべてをまかなっています。毎月最大20種類の製品が生産されています。効率と生産量を最大限にするために、生産計画に多くの努力が払われました。「今では、毎日12時間のシフト勤務から24時間の生産体制に移行して、毎月480トンの生産を目指しています」とNardelli氏は述べています。
生産能力の増大により、So Good Foodsはソースを生産する他の顧客にも供給する備えができています。実際、すでに実施しています。「ジミーズソースは当社と提携している会社の1つで、共同パッケージングを行っています。実際、これによって当社のビジネスは新たなレベルに達しました」とEnrico Nardelli氏は言います。
「結局、ソースとマリネードの生産には一貫性が大事なのです」とNardelli氏は説明します。「テトラ・アルミックスは信頼性が高く、一貫した品質と一貫した結果をもたらしてくれます。この機械には感心しました、非常に満足しています」と結論づけています。
