テトラパックのトータルシステムソリューションは、工場という枠をはるかに越えて、単なる食品加工処理ソリューション以上のものを提供します。テトラパックは基本的な課題そのものを理解することからスタートし、大豆に関する 40 年以上に渡って蓄積してきた専門知識により、全粒大豆の市場に参入しようとしている食品・飲料メーカーにとって理想的で信頼のおけるアドバイザーでありパートナーです。

製品およびプロセス開発 - 製品のアイデアから商業化まで

テトラパックは、真の戦略的パートナーであり、イノベーションのトレンドや消費者データから、アイデアの生成、プロトタイプ、製品開発、最終的な発売に至るまで、専門知識を共有できる独自の立場にあります。そして、このノウハウは、プロセス エンジニアリングを超えてトータルシステムに至り、原材料の調達から消費者の需要、より広い社会的トレンド、およびその間のすべてのプロセスまでのインサイトを網羅しています。テトラパックは、食品技術を深く理解しているだけでなく、食材と機器がどのように相互作用するかも理解しています。テトラパックは、この専門知識をプロダクトディベロップメントセンター(PDC)の最先端のインフラストラクチャと組み合わせています。PDC は、お客様が、食品技術、産業工学、および食品の商品化の原則を適用して、新しいコンセプトとプロトタイプを採用し、費用対効果の高い方法で、コンセプトやプロトタイプを商業製造に向けてスケールアップできるようにします。

サンプルについて議論しているラボのスタッフ

食品技術および食材と機器の相互作用に対するテトラパックの深い理解

また、テトラパックの PDC は、抽出から無菌包装まで一貫した設備を有する点でもユニークです。これにより、製品を様々な検証目的に使用することができます(消費者テストまたは品質保持期限テストなど)。PDC でのテスト中、食品技術およびプロセスエンジニアがお客様のチームと協力して、最終的な商業規模の拡大を念頭に開発計画が適切に設計および実行されるようにします。製品とプロセスライン決定後、テトラパックのエンジニアが決定に基づいて、お客様独自の生産ラインを構成し、製品が一貫して効率よく製造できるようにします。

この統合されたトータルシステムのアプローチにより、プロジェクトの円滑な実行と生産能力の直線的な増加が実現し、お客様は投資から最大限の利益を引き出すと同時に安心を得ることができます。

運用効率と一体化された最高の製品品質

テトラパックは世界をリードする全粒大豆ラインソリューション企業です。テトラパックは、約 5 年間の研究開発を通じてベストプラクティスのラインソリューションを開発し、何百回ものパイロット試験と商業ラインの運用経験を経て、ノウハウと専門知識を蓄積してきました(現在運用中またはまもなく開始予定のいずれかで 10 以上の商業ラインを開発しました)。これは、お客様が成熟した信頼性の高いラインを使用できることを意味し、未熟なソリューションにありがちな潜在的な問題を心配する必要はありません。

大豆飲料のライン

お客様に提供される成熟した信頼性の高いライン

テトラパックの全粒大豆ベストプラクティスラインは、新しいラインとして設置することも既存の大豆飲料ラインを変更して構成することもできます(アップグレードは比較的簡単なプロセスです)。ベストプラクティスラインは、最小限の変更でもナッツや穀物などの他の健康的な植物性飲料にも拡張できます。そのため、お客様は非常に限られた投資でより幅広い製品を生産することができるうえ、コストパフォーマンスに優れています。

全粒大豆の数年間の経験と通常の大豆飲料の製造の 40 年以上の経験により、テトラっパックは、大豆飲料プロセスのすべてのステップを完全に制御する方法を学びました。テトラパックは、製造での問題、問題が発生した理由、それらすべてを把握しており、それゆえ必要なすべての品質パラメータを監視できます。

テトラパックのカスタマイズされたサービスソリューションは、お客様が運用上の課題を克服し、パフォーマンス、品質、および食品の安全性に関する具体的な結果を達成するうえで役立つだけでなく、運用コストと設備総合効率(Overall Equipment Effectiveness)も保証します。また、専門のサービスエンジニアが運用パフォーマンスの分析とベンチマークを実行し、総資産の使用率を向上させ、総合的な生産的保守の実装をサポートします。これが、お客様がテトラパックの専門知識とソリューションを信頼している理由です。

持続可能性への変革

全粒大豆の場合、持続可能性は重要なメリットの 1 つです。気候変動への影響を軽減させるためにお客様の取り組みをサポートする方法は数多くありますが、加工処理のイノベーションとトータルソリューションにより、全粒大豆を使用することで、廃棄物削減、水の使用、エネルギー消費に関して大幅な節約を達成できます。全粒大豆のテクノロジーは、地球の既存の食料資源をより有効に活用するという、より大きなビジョンに沿っているため、今後数年間で増え続ける人口に食料を供給することができます。

  全粒大豆 伝統的な大豆 全粒大豆の利点
原料の重量 2,500 ト ンの大豆 4,300 トンの大豆 原材料の 40% 削減 
原料費 1,720 万米ドル 2,950 万米ドル 1,230 万米ドルのコスト削減
土地利用 2.2 エーカーの収穫 3.8 エーカーからの収穫 必要な農地を 40% 削減
濡れたオカラの廃棄物 0(ゼロ)  7,300トン 7,300 トンの廃棄物節約
飲料水廃棄物 0(ゼロ) 560 万リットル 560 万リットルの飲料水節約
タンパク質含有量 3% タンパク質 3% タンパク質 等しい(直接比較)
繊維含有量 1.9g/100ml 0.3g/100ml  6 倍の食物繊維
紙容器と大豆

テトラパックの植物性のパッケージとキャップは、気候変動に対処するためのお客様の取り組みをサポートする上でも重要な要素です。ブランディングや物語性などでお客様と消費者のコミュニケーションを一層有意義にするために支援ができます。たとえば、ヨーロッパや米国では持続可能性が明白に確立されているため、多くの消費者が熱心に取り組んでいますが、アジア太平洋地域では、まだそこまで至っていません。テトラパックでは、お客様が消費者とよりよいつながりが持てるように、市場でのコミュニケーションを活発にするためのたくさんのコンテンツを用意しています。お客様はこれらのコンテンツを利用して、この分野でのメリットを消費者に伝えることができます。

大豆飲料、大豆と製造装置

アップグレードする方法 - 全粒大豆飲料製造

既存の大豆ラインの全粒大豆製品の製造ラインへのアップグレードは、費用も時間もかかりません。 テトラパックのガイドでは、そうした切り替えを実装する最適な方法を紹介しています。

大豆の渦 青い縁

全粒大豆飲料のよくある質問

テトラパックでは、よくある質問のトピックで、全粒大豆飲料とその製造について知っておくべきこと、従来の大豆飲料との違いについて説明しています。

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