フルーツジュースの糖分を減らす新しいアプローチ - 発酵
糖分削減を求める世界的な声が、非炭酸清涼飲料、特にフルーツジュース製造の世界を揺るがしています。健康や体重に関する消費者の懸念、そして多くの国における砂糖税やその他の規制による制約を考慮したうえで、ジュース製品の品質と魅力を維持しながら糖分レベルを下げるにはどうすればよいでしょうか？
もちろん、ジュースを希釈することもできますが、ジュース自体に含まれる糖分（主にショ糖、グルコース、果糖）を減らすための技術も存在します。メンブレンフィルトレーション、酵素による糖質変換、酵母発酵がこれにあたります。テトラパックは発酵に投資してきました。糖分を実質ゼロに減らすことができる特別な加工処理です。
この課題に対するテトラパックの新しいアプローチでは、制御された発酵によって糖分を減らしたあと、酵母とアルコールを除去します。これにより得られた糖分 0% のジュースを通常のジュースとブレンドして、希望のレベルまで糖分を減らします。
テトラパックが使用する酵母は、食品業界内での安全な使用の歴史、ジュースの糖分削減への適合性、発酵効率と再現性をもつことから、特別に選ばれたものです。
当社の新しいホワイトペーパーでは、発酵、酵母の除去、アルコール除去、フルーツジュースの最終ブレンドのプロセッシングラインについて解説しています。また、最適で費用対効果の高い加工処理には、温度、攪拌、糖度のモニタリングが不可欠である理由を説明します。必要に応じて、この加工処理から食用アルコールを抽出し、さまざまな食品や飲料に使用することもできます。
このコンセプトは、技術面および消費者テストで実証されており、糖分の少ないジュースや飲料という全く新しい製品カテゴリーを創造する幅広い機会を提供します。クリエイティブなブレンドは、無限の可能性をもっていると言えます。
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注：ダウンロードできる資料は英語版です
