05 | 変化に対する障壁の変化
長い間そうであったように、消費者は環境に優しくあるための最大の障壁としてコストを挙げられており、36 % は、環境優位性の高い製品は高価でコストが高すぎると述べています。
とはいえ、これは健康的な製品（48 %）より大幅に少ない数字です。さらに、テトラパックの環境調査では、環境優位性の高い包装を使用した製品の問題として、現在価格が下落していることが示されています。具体的には、2017年の46 %から2019年には42 %に減少しています。テトラパックの他の調査でも、環境優位性の高い包装を使用した製品に対してもっとお金を払っても構わないと考える消費者が78 %であるのに対して、より健康的な食品に対してもっとお金を払っても構わないと考える消費者は41 %にすぎないことが報告されています。
このように環境に配慮した包装は、ブランド選びにもプラスの影響を与えるため、このトレンドはますます広がっています。現在、53 %の消費者が、環境に配慮したパッケージングが、ブランドを選ぶ大きな判断材料であると答えており、2017年の43 %、2015年の39 %から上昇しています。
しかし、環境優位性の高い製品への関心の高まりが数字に表れている一方で、特に環境優位性の高い製品に関する情報がないことや判断できないことについての不満も高まっています。これは、消費者にとって信頼できることを示すロゴをパッケージに使用することの重要性を示しています。91 %の消費者が、買い物の際に環境ロゴを見ていると答え、半数以上（54 %）が常にまたは頻繁に見ていると回答しています。繰り返しますが、このトレンドは高まっています。
事例：Flow（カナダおよび米国）
Flowは水市場における革新的な家族経営企業であり、持続可能な水の包装を先導しています。創業者兼CEOのニコラス・ライヘンバッハは、2015年に「バーニング マン」に参加した際にペットボトルよりも環境に優しい水のボトルを考えだしたいという思いに駆られてFlowを製造するに至りました。
Flowは、天然の必須ミネラルと電解質を含有するアルカリ天然水製品です。この水は米国とカナダの両方から調達されています。オンタリオ州サウス・ブルース郡にあるカナダの水源は、5世代前からこの家族が所有する被圧地下水泉です。Flowは、アルカリ性天然水によって個人の健康を、カーボン・フットプリントを削減する取り組みによって環境の健全性を促進することを目指しています。
Flowは、持続可能なビジネスの実践に取り組んでいるBコーポレーション認定企業です。また、Flowの水には、再生可能なサトウキビによる植物由来のキャップとFSCTM 認定紙を使用して68 %が再生可能な素材で作られた500mlおよび1000mlテトラ・プリズマ® アセプティック容器が使用されています。どのパッケージもリサイクル可能です。
お客様事例をご覧ください：テトラ・プリズマ® アセプティック容器入りFlow® アルカリ天然水
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