メリット
歴史的に要望されてきた機能や属性をバットに組み込んだ、革新的な新しいチーズバットは、長持ちする機械的完全性と耐久性を兼ね備えた、高品質で経済的なパフォーマンスを実現しました。
テトラパック® チーズバットイールドマスター 2 は、チェダー、モッツァレラ、コルビー、ミュンスター、ブリック、ジャック、プロヴォローネ、パルメザン、ロマーノ、スイス、低脂肪、および無脂肪チーズなど、幅広い種類のチーズ製造に適しています。 チーズ製造の優れた品質と完璧な機械制御による合理的な処理を提供するように設計され、チーズの脂肪保持、粒子の生成、簡単な洗浄、衛生、全体的な耐久性、初期設備投資、継続的な保守費用などの問題への対応を特に重視しています。
大容量であるにもかかわらず小さな設置面積
- 市場で最も生産性の高いバット
- 38,555kg（85,000 lb）、入手可能な最大のチーズバット
- 数十年のエンジニアリング実績に基づく耐久性
特長
二重反転撹拌機
カードの作成、切断、ポンプアウトを最適化
二重反転撹拌機によりミキシング作業が最適化されるため、レンネットのミキシング時間が短縮され、切断時間を正確に予測できるようになります。 また、バット内に渦が発生しないため、切断にかかる時間が減り、カードのサイズが均一になり、脂肪のロスが減少し、粒子の生成が抑えられます。 さらに、均一に混合されることで、製造ラインの下流工程における加工も安定します。
温水熱伝導
穏やかで正確な加工
熱伝導機構は、水蒸気式と温水式から選択できます。テトラパックの優れた温水バットは、バットの壁面に統合されたカスタム加工の熱交換器を通じて熱を交換します。一部のラミナーフローシステムとは異なり、この方法は利用可能な表面積を効率よく活用することで、穏やかな加熱処理を実現します。過熱とそれに伴う脂肪ロスのリスクはありません。
特許取得済みシール設計
チーズバットのメンテナンスの手間を軽減
テトラパック独自のシールは、すでに数百台の機械でその効果が実証され、数百万時間を超える運用実績があります。 優れた設計のため、適切にメンテナンスを実行することで漏れを解消できます。 メンテナンスが必要な場合には、漏れ検出ポートが事前に警告を発します。 撹拌機の片側はシールで保護されていますが、反対側は USDA 規格の内部ベアリング設計になっていて、バットの外から点検できます。
バットの設計
設置面積あたりの生産量を最大化
バットは、そのあらゆる面が床面積に対して最大の生産量を得られるように設計されています。 双胴式の本体が大量生産を実現します。 中央に向かって傾斜した排水設備はさまざまな配管レイアウトが可能で、新規工場なら最適なレイアウトを実現でき、既存の工場でもレイアウトの柔軟性が増します。 排水設備は、最後の洗浄工程で貴重なカードをできるだけ多く得られる位置に配置されます。 また、表面積が少ないため、ブレードによるロスも最小限に抑えられます。
