テトラパック^® バッグフィルター

高度な粉末収集とエネルギー効率のために設計されています。

メリット

テトラパック^® バッグフィルターは、毎時 28,000 ～ 280,000 m3 の幅広い処理能力で使用できます。乳製品やホエー由来の成分、栄養製品など、食品限定の用途専用に調整されています。業界をリードする専門知識に基づき構築されたテトラパック® バッグフィルターは、TCO（Total Cost of Ownership：総所有コスト）と排出量を削減しながら製造量と衛生状態を最大限に高めます。また、このソリューションは柔軟です。お客様の運用に応じて設置を調整して最適化できるため、安心です。

特長

最先端のオートメーション

最高の安全基準を保証

高度な監視、制御、PLC 通信を使用して強化されたプロセス統合により、最高品質のオートメーションが実現し、最高の安全基準が保証されます。

スマートなパルス制御

低い運用コストと排出量

このシステムは、パルスを必要に応じて多くかつ可能な限り少なく発生させる設計で、運用コストと排出量を抑えるよう最適化されています。統合コントローラーは、流れの抵抗を使用して、必要な速度（間隔）と洗浄強度（圧縮空気圧）を自動的に調整します。

粉末回収率の向上

バッグの寿命を延長

フィルタ内のバッフルプレートは、低速で均一な速度特性を提供します。この配置により、接線方向の空気入口を備えたモデルと比較して、フィルターバッグの寿命が大幅に延長されます。

計算流体力学（CFD）モデル化

最適化された形状、レイアウト、流速

計算流体力学（CFD）モデル化を使用してレイアウトと流速を微調整することにより、26,000 ～ 287,000 m3/時の気流容量が最適化されます。

オプション

プロセス適応パルス制御

圧縮空気消費量の削減

適応パルス制御システムは、必要に応じて多くのパルスを発生させますが、可能な限り発生を少なくします。これにより、圧縮空気の消費量が減少し、バッグの寿命が延長され CO2 排出量が削減されます。自動調整システムは統合キャビネットに収容されており、メイン PLC を経由して、またはリモートでアクセスできます。

複数の入口

建物の設置面積の削減

噴霧乾燥とツインサイクロンを備えたバッグフィルターには、複数の吸気口を取り付けることができるため一部のトラウザーが不要になります。これにより、単一の吸気口と比較して建物の設置面積が約 20% 削減されます。これは、コンパクトなプラント環境におけるメリットです。

細部が生む違い

テトラパックバッグフィルターは、細部に至るまできめ細かく注意を払って設計されています。違いを生み出すいくつかの機能をビデオで詳しくご覧ください。

細部が生む違い

市場一の広い能力範囲

テトラパックバッグフィルターは、毎時 28,000 ～ 280,000 m3 の幅広い流量能力で使用できます。

独自のケージロックシステム

独自の統合ケージロックシステム（特許出願中）は衛生的に設計され、最適な食品安全と迅速なバッグ交換をサポートします。

持続可能な選択

テトラパックバッグフィルターは、エネルギー消費量も圧縮空気消費量も少ないため、環境に配慮した装置です。フローパターンと濾材により、濾過が強化されています。つまり、バックフィルターは将来の排出基準にも対応できます。

close up from the inside of a bag filter

衛生レベルと信頼性

回転部品、摩擦、ボルトやナットが製品内に落ちることはありません。テトラパックバッグフィルターは、妥協のない衛生状態を実現するように設計されています。また、完全な CIP が可能で、効率的に洗浄できます。死角がない CIP ノズルのスプレーにより、生物汚染のリスクを低減します。

tablet showing different type of graphs and a rendered image of a bag filter

パフォーマンスの最適化

テトラパックバッグフィルターは、最先端のエンジニアリングとオートメーションが具現化された完璧な例です。プロセス適応型パルス制御が、必要なときに粉末を遠くに送るエアショットを確実に実行します。最適化された形状は、高度なレイアウト、微調整された流速、および CFD モデリングによって実現します。また、バッグ間の距離が長く、バッグが揺れないようにケージをロックするという巧妙な設計によりバッグが長持ちします。

カタログ