ロングライフ牛乳の製造にとって長期的に見て経済的なホモゲナイザー

一般的な間接的 UHT 牛乳の処理ラインでは、テトラパックのホモゲナイザー 250 を使用することで、運用コストとメンテナンスコストを大幅に削減できることが予想されます。 総所有コストは、計算上、他社の同等のホモゲナイザーよりも 10% 低くなります。

ホモゲナイザーを点検するテトラパックの従業員。

中規模の乳業メーカーの一般的なシナリオとして、間接 UHT ラインで、1 時間に 8,000 リットルの牛乳を 200 バールのホモゲナイザーで処理するケースを考えてみましょう。 テトラパックの精密なシミュレーションツールを使用したところ、同じ用途のために設計された他社のホモゲナイザーと比較した次のような結果を得ることができました。

  • 光熱費が 20% 削減
  • スペアパーツが 17% 削減
  • サービス間隔が 17% 延長

興味深いことに、この用途ではどちらのホモゲナイザーも約 150 rpm の速度で動作します。 しかし、他社のユニットと異なり、テトラパックホモゲナイザー 250 の場合、この動作速度は限界近くの速度ではありません。 テトラパックホモゲナイザー 250 は最高速度の 74% で動作していましたが、他社のホモゲナイザーは同じ処理をするために最高速度の 89% で動作していました。 これは、テトラパックホモゲナイザー 250 がかなり余裕を持って動作していたため、結果として高いパフォーマンスを達成したことを意味します。

スペアパーツやメンテナンスの費用を 17% 節約

テトラパックホモゲナイザー 250 は、付加される負荷が低いためパーツの摩耗が少ないだけでなく、騒音レベルと振動も低くなります。 計算では、スペアパーツは他社のホモゲナイザーと比較して、概算で合計 17% 節約できます。

また、サービス間隔が長いため、点検 / 整備コストが 17% 低減します。 メンテナンス間隔が長いため、稼働率が上昇します。

テトラパックの 250 モデルは他社のモデルよりも若干高額にですが、前述の年間ベースのコストの削減や長い稼働時間などを考慮すると、長期的に見て価格は購入の際の決め手になりません。 実際に重要なのは総所有コストです。テトラパックは総所有コストを 10% 低減できると見積もっています。

シミュレーションのシナリオ

  • 処理能力: 牛乳 8,000 リットル / 時
  • 圧力: 200 バール
  • 製造: 1 日あたり 16 時間、年間 250 日
  • CIP 洗浄: 1 日あたり 2 時間

ホモゲナイザーの実質的なコストを計算してください。

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