粉末などの材料を乳化、水和させ、牛乳を標準化する再循環ミキサー。
処理能力
5,000 リットル/時~ 40,000 リットル/時
用途
調製乳製品
注:この製品は名称が変更されています。変更前の名称は テトラ・アルミックスです。
自動化されたクローズド システム
製品の衛生を保つために完全に密閉されているため、汚染が入り込むリスクは全くありません。 実際、ミキサー全体が衛生的な生産用に設計されており、EHEDG および 3A の両方の規制に準拠するよう設定できます。
脱気によって微生物が繁殖しにくい環境となるため、最終製品の品質保持期間は長くなります。
真空システム
真空システムでは、制御された信頼性の高い方法での粉末材料の自動添加が可能です。 材料をミキサーに引き込むため、オペレーターはこの重労働をしないですみます。 製品は脱気されているため (空気が取り除かれている)、残りのダウンストリーム ラインでアップタイムが増加します。 製品内に空気が存在すると、下流の装置で焼きつきが生じ、洗浄をより頻繁に行う必要が生じます。
高せん断ヘッド
これは高せん断ミキサー ユニットの心臓部です。 せん断とエネルギー分散レートは、従来のミキシング容器と比べて、大幅に高くなっています。 そのため、ミキサーは固体から液体への分散、溶解、乳化、さらには液体から液体への均質化と乳化に適しています。 ミキシング プロセスは非常に激しいため、溶解が難しいことで知られるペクチンを数秒で溶かすことができます。
周波数変換器
タンクが 500 mb になると、ミキサーの真空システムに取り付けられた周波数変換機が、必要なレベルまでモーターを制御します。 制御システムは、プロセスの任意のステップで必要な真空の量 (加圧) を知らせます。 モーターの速度が落ちると、水 (真空ポンプを密閉するために使用) の加熱が抑えられます。 そのため、水はより長いあいだ正しい稼働温度を保つことができます。 これにより、全体的な水消費量は最大 50%、またエネルギー消費量は最大 70% 削減されます。
パウダー バルブ
パウダー バルブは、テトラパックの高せん断ミキサーに固有のものです。 何らかの理由で真空が失われると、すぐに閉じられます。 これにより、パウダー システムへの逆流のリスクを排除し、生産の停止につながる閉塞を防ぐことができます。
自動化されたレベル コントロール
レベル コントロールは、製品インレット/アウトレットと組み合わせて機能し、システム内で適切な液体が循環するようにします。 レベルが高すぎるまたは低すぎると、ロード セルおよび頻繁に制御されるアウトレット ポンプが適切なレベルに戻します。 生産中も混合内の粉末の量は変動します (砂糖、乳糖、安定剤など)。 ミキサーに入れられる粉末の量に関係なく、このシステムでは安定した生産を維持します。