テトラパック® 遠心分離機は、脱脂乳製造の高性能で優れたパフォーマンスを保証します。 滑らかな製品処理によって脱脂乳の製造効率が上がり、エネルギー消費量を削減できます。 遠心分離機はプロセス中の空気混入を防ぎ、製品の品質を保持します。
密閉技術の特長として、完全に充填されたボウルがあります。 高度なインレットとアウトレット設計により、分離加工処理全体で丁寧な処理を実現しています。
主なデータ
牛乳からクリームをホットまたはコールドで分離するユニット
処理能力
処理能力: ホットミルクの分離は、1 時間当たり 7,000 ~ 75,000 リットルで、コールドミルクの分離は、1 時間当たり 10,000 ~ 50,000 リットルです。
用途
牛乳
密閉式インレット シール
ユニットの外では、パイピングが密閉式シールによって回転スピンドルと接続されています。 これにより、空気がセパレーターに侵入するのを防ぎ、製品が漏れだすのを防ぎます。 分離プロセスで空気が存在しないため、脂肪球サイズの減少を最小限にすることができます。 より低い回転速度で優れた分離効率を可能にするため、エネルギー消費量も減少します。
空洞スピンドル
競合するセパレーターとは異なり、テトラパックのセパレーターでは、製品はボウルにスムーズに入り、回転するスピンドルを通過しながら徐々に加速します。 システム内に空気が存在しないことも相まって、製品は丁寧に扱われます。 また、脂肪球や粒子のサイズが維持されることも意味します。
耐食ボウル
二相ステンレス鋼とスーパー二相ステンレス鋼製のテトラパックのボウルは、耐腐食性に優れているため、耐用年数が延長されます。 AirTight 設計の遠心分離機のボウルは、10 年の保証付きです。
ヘルメチックアウトレット シール
製品は、ヘルメチックアウトレット シールをとおしてセパレーターから外に出ます。これにより、オーバーフローや脱脂乳とクリームの不必要な混合を避けられます。また、不要な空気が機器内に入り込むのを防ぐことにより、脂肪球が分割して脂肪球や遊離脂肪酸 (FFA) が生成されたり、ダウンストリームでの製品の泡立ちを避けられます。
製品排出ポンプ
製品は、2 つの回転ポンプを通してセパレーターから排出されます。1 つは脱脂乳用、もう 1 つはクリーム用です。ペアリング ディスクではなくポンプを使用することにより、機械的な変更を行うことなく、同じ装置で幅広い容量を扱えます。また、エネルギー効率も向上します。
デイリープロセシングハンドブックはテトラパックの広範なノウハウが凝縮され、製造プロセスに関する情報が、詳細にまたより分かりやすく説明されています。