連携

食料安全保障と栄養に関連する世界的な課題に対処しながら、持続可能な食料バリューチェーンに貢献するには、協力関係を促進し、利害関係者との多様なネットワークと関与することが重要です。 それを達成するために、テトラパックは様々な組織や同盟と積極的に連携してきましたし、今後も継続して関わっていきます。

世界食糧計画(World Food Programme:WFP)

WFP とテトラパックは、長年にわたり協力関係にあり、世界中の学校給食プログラムのベストプラクティスを共有しています。 WFP とテトラパックの間でラテンアメリカにおける基本合意書が締結され、テトラパックは Latin American School Feeding Network を積極的に支援しています。 WFP は、Sida が資金提供したザンビアの学校給食牛乳パイロットプログラムを実際に運営しています。 テトラパックの Food for Development は、シリアの緊急な学校給食用牛乳のプログラムに役立てるため、食品の安全に関するベストプラクティスを共有する技術支援を WFP に提供しています。 ブルンジでは、テトラパックと WFP は 2 万人の子どもたちの学校給食プログラムの推進で提携しました。

学校給食に関する取り組みの中でUHT(Ultra High Temperature:超高温殺菌)牛乳の使用を支援している世界食糧計画(WFP)の公式議定書を受けて、テトラパックは、学校給食プログラムに参加して、中央ブルンジの 2 万人の子どもたちの栄養状態を改善しています。

EU は、WFP がジテガ州を地元とする小規模農家から必要な食料品の最大 3 分の 1 を購入できるよう、500 万ユーロを提供しています。 テトラパックのお客様、Modern Dairy Burundi は、新しく発足した地元企業で、新鮮な牛乳をテトラ・フィノ®・アセプティック 200ml 容器に充填して供給しています。

テトラパックが貢献する方法

世界児童栄養基金(Global Child Nutrition Foundation:GCNF)

GCNF は、政府を支援して、現地調達の全国的な学校給食プログラムを地域に確立し、小規模自作農家のために市場を開拓し、女性起業家のために機会を創出し、最終的には国際援助から独立できるようにしています。 GCNF は、「学校給食プログラムの世界調査」において 150 か国以上から学校給食データを収集しています。 テトラパックの Food for Development は GCNF の理事を務めています。 GCNF とテトラパックは連携して世界各地の学校給食を推進しています。

国際酪農連盟(International Dairy Federation:IDF)

テトラパックは、IDF の「School Milk Knowledge Hub」ウェブサイトでの世界的な学校給食牛乳の調査情報とデータの共有、事例とベストプラクティスの共有など、IDF と協力して学校給食牛乳を促進しています。 また、「The contribution of school milk programmes to the nutrition of children worldwide(世界中の子供たちの栄養に対する学校給食牛乳の効果)」というレポート作成にも参加し支援しました。

SUN Business Network(SUN BN)

SUN Business Network(SUN BN) – SUN は、官民の利害関係者が一体となって世界中の栄養状況の向上に取り組んでいます。 テトララバル・グループはこのネットワークのメンバーで、SUN BN の諮問委員会の代表を務めています。

スウェーデン国際開発協力庁(Swedish International Development Cooperation Agency:Sida)

Sida は、Public Private Development Partnerships(PPDP)通じて、バングラデシュの乳製品ハブ開発プロジェクトと、テトラパックと Parmalat Zambia が開始したザンビアの Milk for Schools パイロットプログラムに共同出資しました。 SIDA はまた、Heifer International が実践するケニアでの乳製品開発プロジェクトの共同出資者です。

国連工業開発機関(UN Industrial Development Organisatio:UNIDO)

国連工業開発機関(UNIDO) – UNIDO は、Sida が共同出資したバングラデシュのデイリーハブ開発プロジェクトの実行パートナーです。 Sida が資金を提供した Learning and Knowledge Development Facility(LKDF)を通じて、UNIDO は酪農場開発プロジェクトを支援できます。

国連グローバル・コンパクト(UNGC)

テトラパックは、2004 年から UNGC に参画し、10 項目の中心的な持続可能性の原則を推進しています。

Heifer International

Heifer International - NGO の Heifer International は、貧困地域に家畜やトレーニングを提供することで、全世界の飢餓と貧困の撲滅に向けて取り組んでいます。 テトラパックの Food for Development は Heifer International と共に、Sida が共同出資したケニアの乳製品開発プロジェクトに取り組んでいます。

Land O'Lakes Venture37

テトラパックは、テトラパックが技術支援を提供する「Dairy Nourishes Africa(アフリカにおける乳業メーカーの育成)」イニシアチブに関する、Land O’ Lakes Venture37 との協力覚書に署名をしました。

Deutsche Gesellschaft für Internationale Zusammenarbeit GmbH(GIZ)

Deutsche Gesellschaft für Internationale Zusammenarbeit GmbH(GIZ) – GIZ は、テトラパック、乳製品加工業者の Cargills(Ceylon)PLC および GIZ の提携により開始されたスリランカのデイリーハブプロジェクトに資金を提供し、プロジェクトを実行しました。

Global Alliance for Improved Nutrition(GAIN)

Global Alliance for Improved Nutrition(GAIN) – GAIN とテトラパックは、リサーチにおいてだけでなく、影響やケーススタディなどに関する知識を共有して、連携しています。 テトララバル・グループは、GAIN が主導する様々な栄養ネットワークに積極的に参加しているパートナーの 1 つです。

School Feeding Handbook(学校給食ハンドブック)

School Feeding Handbook(学校給食ハンドブック)は、学校給食プログラムが世界中の子供たちや地域社会に与えているたくさんのプラスのメリットと、プログラムがどのように生徒の健康と教育の改善に重要な役割を果たしてきたかについて、独自のインサイトを提供します。

Arlene Mitchell 氏のインタビュー

Arlene Mitchell 氏は GCNF の常務理事で、最近、学校給食プログラムの包括的なグローバル調査を主導しました。 彼女は、子供の栄養、教育、農業の分野でにおける思想的リーダーで、ビル&メリンダゲイツ財団と国連世界食糧プログラムで働いた経験があります。

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