The Carbon Trust™
Carbon Trust社はテトラパックと連携して次のように、容器包装された製品のカーボンフットプリントの測定、削減、情報伝達を支援しています。
製品のカーボンフットプリントの計算と認証
- Carbon Trust社は、テトラパックのプロダクトエクスプローラーからオンラインでアクセスできるテトラパックのカーボンフットプリントカリキュレーターを評価し、製品のライフサイクルを通して生成されるカーボンフットプリントの算出において、国際規格のPAS 2050、ISO 14044、ISO 14067に準拠しているとして、これを認証しました。
- Carbon Trust社は、テトラパック社内の製品のCO2モデルを評価し、製品のライフサイクルを通して生成されるカーボンフットプリントの算出において、国際規格のPAS 2050、ISO 14044、ISO 14067に準拠しているとして、これを認証しました。
- Carbon Trust社とテトラパックは、テトラパックの標準的な紙容器と植物由来のポリマーを使用したテトラパックの紙容器のライフサイクルを通して生成されるカーボンフットプリントを比較し、カーボンフットプリントの削減が確実に達成されたことを証明しました。
FSC® 認証、ラベル表示および検証
テトラパックが使用する紙はすべて、FSC®認証で認定された森林、または管理された供給源の木材を原料としています。
テトラパックは、森林管理協議会（Forest Stewardship Council™ 、FSC™） を信頼性の高い世界共通の基準とみなし、そのロゴマークを紙容器に表示するようお客様に積極的に勧めています。 2007 年に FSC®ラベル付き容器を導入しました。
テトラパックはすべての事業で完全な FSC™ CoC (Chain of Custody: 生産・加工・流通過程のトレーサビリティ) 認定を取得したため、今では世界中のどこからでも FSC™ラベルの付いた紙容器を提供できます。
テトラパックの事業における CoC (Chain of Custody/生産・加工・流通過程のトレーサビリティ) 認定として、テトラパックは Preferred by Nature を選びました。同団体は国際的な非営利団体で、人々、自然、気候に利益をもたらすより良い土地管理と事業の慣行を支援しています。
FSC™ は、SDG15 の対象である持続可能な森林管理の目標を直接支援し、他の SDG 10 項の 対象である 34 の目標にも貢献しています。数値は市場によって異なるものの、世界中のお客様の半数が FSC™ ラベルを認識しており、「責任ある森林管理」は、「品質」に次ぐ 2 番目の購入に関わる決定要因になっています。2020 年時点で、テトラパックはすべての包装資材を FSC® 認証として提供しており、お客様は紙容器に FSC®ラベルを使用できます。
Bonsucro（ボンスクロ）
テトラパックの紙容器は70%以上が再生可能資源でできています。再生可能資源の使用比率を高めるため、サトウキビ由来のプラスチックをキャップやコーティングに採用し、CO2削減に貢献します。テトラパックは、パッケージにサトウキビ由来のボンスクロ認証ポリマーを使用することで、責任ある調達を遵守します。食品向け容器サプライヤーとして世界で初めてボンスクロのCoC認証を取得しています。
ボンスクロとは
2008年に設立された世界的なNPO団体（本部：イギリス）で、世界中の持続可能なサトウキビの生産、製造、流通を目指し、WWF（世界自然保護基金）が支援しています。サトウキビのサプライチェーン全体をサポートし、サトウキビ農家から製糖メーカー、流通、バイヤー、その他関連企業、団体等、世界40か国500以上の団体を支援しています。
